【資格試験】DX推進パスポート3を取得できました|ITパスポート・G検定・DS検定リテラシーレベル

2025年5月19日

DX推進パスポートの存在を知ってから、約1年かかりましたが。

ITパスポート→G検定→DS検定リテラシーレベルの順に受け。

無事3つとも合格することができました。

DX推進パスポートについては、デジタルリテラシー協議会さんの公式サイトに任せるとして。

受験体験記でも書こうかなと思います。

なぜ取得しようと思ったか

2023年の年末ぐらいにITパスポートは合格してました。

もともと、自分の知識のお試しのつもりで資格試験の受験を考えたこともあり。

IPAが主催する試験だけを考えていたので。

情報セキュリティマネジメント→基本情報技術者という流れでの受験を予定していました。

が、2023年といえばChatGPTが普及し始めた頃で、自分もなんとなく使っていた人間ではありました。

なので、アルゴリズムや機械学習の基本などの情報もなんとなく頭に入れてたこともあり。

G検定に興味を持つように。

で、どんな試験か調べていたときにしったのが、「DX推進パスポート」でした。

ITパスポート、G検定、DS検定リテラシーレベルの3つに合格することで、オープンバッジが授与されるとのことで。

データサイエンティストの領域は少し尻込みしていたところはありますが、仕事内容でデータを扱うことも多いので。

勉強してみるのも面白そうだなぁと。

ITパスポートでITの基本知識を入れて。

G検定でAIの基本知識を入れて。

DS検定でデータサイエンスの基本知識を入れれば。

自分の仕事のススメ方も変わりそうだなと感じたわけです。

まぁ・・・オープンバッジが1色よりは3色の方だ見栄えが良いよなぁという。

どうしようもない動機が本音ですけどねw

各試験を受けてみて感じた事

ということで、今オープンバッジは申請中なので、まだ発行はされていないんですが。

無事に取得することができたので、各試験の感想を書いて行きます。

ITパスポート

最初に腕試し・・・というか、試験というもの自体が十何年振りとかだったので。

資格試験の雰囲気になれるのと、CBT試験を体験するために受験を決めました。

内容としては・・・過去に記事にまとめたのでざっくりとにしますが。

情報技術とビジネス知識や関連知識の広い範囲の中で、基本的なものを問われた試験でした。

学生の頃に情報系の授業を受けていなくても、問題なく勉強を進められるレベルかと。

ただ、ひたすら範囲が広いので。

どれだけの知識をもともと持っているかで難易度は変わると思います。

たまに見かけるのは、学生は情報技術は簡単だけど、マネジメントやストラテジなどビジネス知識が苦手とか。

逆に文系出身社会人だと、情報技術を理解するのが難しいけど、マネジメントやストラテジは簡単。

のようなレビューですかね。

ITパスポートの上位資格にあたる、基本情報技術者や応用情報技術者の受験も考えるなら、この範囲の広さは知っていて損はないです。

自分はざーっとテキストをさらってみた感じ、わからないことの方が少なかったので問題演習を中心に勉強しましたがー。

プロジェクト管理や企業会計あたりの、あんまり触れてこなかったところは苦戦しました。

とりあえず、ITパスポートの敵は「範囲の広さ」です。

G検定

時期的には基本情報技術者試験の受験を考えていたのと同じあたりで受験することになりました。

自分のスケジュールの都合なだけなんですけどね。

在宅受験なので、スケジュール的には問題ないかなぁと組んでしまいました。

・・・まぁ・・・少し勉強に追われる日々となりましたがw

AIの歴史や使われているアルゴリズムとそのモデル、社会実装するために必要な知識などが問われます。

AIに関連するものだから、そんなに範囲は広くないだろうと思っていましたがー。

AI専門の知識や代表的なアルゴリズムやモデルなど、覚えることが多くて大変でした。

なかなか頭に入らないので、勉強期間中は結構焦っていた記憶があります。

なので、少しでも覚えられるように。

G検定で扱われるAI用語のまとめをこのブログに投稿したのも、この時期ですね。

ただまぁ・・・カタカナや英字がなかなか頭に入らず、テキストを読み込んだり、ひたすら書いたり、問題を解いたりと。

色々な方法で覚えようとはしました。

が、AIの基礎知識を問われている分、範囲を広く感じたこともあり、断片的な記憶になりやすかったなぁと。

今だから思います。

特に離散数学に関わるところは、ド文系の私にはなかなか・・・

数学の勉強をやり直そうと思ったのも、この頃です。

で、実際の試験では完全に時間に追われてしまい、全問解答はできず。

ハラハラしましたが、無事合格することができました。

基本的な知識はしっかりと頭に入れておくことをおすすめします。

DS検定リテラシーレベル

G検定とDS検定は受験の予約期間と試験期間が決められているため、スケジュール的にDS検定を一番最後に受けることにしました。

Googleのデータアナリティクスプロフェッショナル認定を受けたり。

仕事でもデータを扱っていたため、少し余裕を持って勉強を開始しましたがー。

甘かったですねw

ベクトルや行列など、数学の壁が立ちはだかり。

G検定で勉強したはずの、微分積分や線形代数も再度勉強し直したりしてました。

他にもデータの見方や読み取り方、AIなどデータ分析に使用できるツールの使用方法、データサイエンティストの心構えなど。

勉強し応えのある内容で、ヒーヒー言っていたのを思い出します。

G検定もDS検定も過去問が無いので、テキストと問題集をひたすら往復する日々でした。

「この難易度ならなんとかなるかなぁ」と軽い気持ちで受験したところ。

ネットで見かける正答率80%以上の安全圏の条件を満たすことができず。

合格発表までハラハラすることに。

ですが、なんとか合格をもぎ取ることができて一安心。

今回の「DX推進パスポート3」の申請条件を満たすことができました。

DS検定の学習については、正直テキストでの独学よりはオンライン講座を受講してしまう方が良いという印象です。

自分は独学で挑戦しましたが、過去問が公表されてないのがこんなにつらいのか!

・・・というのが受験後の感想です。

ただ、問われていた内容を思い返すと、勉強で基本的な知識を入れつつ。

情報関係の先端技術についての知識もキャッチアップしておけば、そんなに問題は無いのかもしれません。

ただ、そこまで気を回せるかどうかは・・・どうでしょうかね。

正直、落ちてたら再挑戦したかどうかは微妙です。

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3つの受験順を考える

とまぁ、なんとか3つとも合格できたので。

どの順番で受験するのが良いのか、個人的な意見として考えてみようかなと。

まずは、やはりITパスポートからですかね。

情報系全般という試験範囲の広さがあり、G検定やDS検定でも前提とされているような知識を学ぶことになるので。

その後の勉強もつまずきにくくなると思います。

特に情報系では必須知識であるセキュリティやプライバシー、著作権などの法令関係について軽く触れておくのにもってこいだと思います。

ド文系にはありがたい内容でしたw

次に受けるなら、オンライン講座を受けるならDS検定、独学ならG検定ですかね。

自分の受験した時期もあるかもしれないので、あくまで個人的な意見ですが。

DS検定はITパスポートの知識に数学知識とAI関連、データを扱う心構えのような事を学びます。

G検定ではAIの知識を重点的に学ぶので、その前にAIで使用する代表的な数値やツールについて学んでいた方が、理解しやすいという印象です。

が、DS検定の場合はあくまで体感ですが、独学の限界を強く感じる部分があります。

テキスト巻末の問題や販売されている問題集に比べると、試験問題の方が少し難しく感じましたので。

そこら辺の対策までやってくれるであろう、オンライン講座を受講して受験するのであれば、DS検定が良いかと思います。

自分はオンライン講座を受けてないので、あくまで予測ではありますが。

独学の場合は、個人的には合格もしやすい印象を受けたG検定から進める方が。勉強のモチベーション的にも良いかなと。

ただ、自分は問題集を使わずにテキストだけで勉強してしまったので、理解が中途半端な箇所が多々あったので。

問題集もしっかりと使った方が良いです。

で、最後は残った方を受けることになりますがー。

自分はG検定→DS検定だったので。

感覚的には、範囲広いITパスポート→範囲狭いG検定→範囲広いDS検定という感じになり、少し勉強を進めるのが難しかった印象です。

まぁ同時に別の試験の勉強も進めたりしたので、そのせいでもあるんですが。

欲張るのは何事もよくはありませんw

なので、範囲広いITパスポート→範囲が同じくらいで横にずれるDS検定→範囲狭いG検定、という順番の方が勉強を進めやすいとは思います。

もう少しDS検定の教材が充実してくれていたら、この順をおすすめするんですけどねぇ(2025年3月時点ですが。)

目標達成できて何よりです

ITパスポート、G検定、DS検定リテラシーレベルの3つとも、目安勉強時間は200時間と言われています。

なので、1日2時間程度学習時間を取れれば、3ヶ月程度で挑戦できる感じなので。

1年で3つ取ることを目標にすすめ、無事達成できました。

3試験ともエントリーレベルとはいえ、しっかりと勉強して知識を入れないと、難しい内容です。

受験を考えている、または、DX推進パスポート3の取得を目指している方の参考になればと思います。