独学でITパスポート試験に挑むときのおすすめ参考書

2024年8月22日

自分は独学で無事ITパスポート試験に合格することができましたが、勉強に使用した参考書は1冊でした。

自分の勉強方法に合った参考書を探したので結果的には1冊で十分だったのですが、実際に本屋に行くと。

挑戦する人の多い人気の資格試験だからか、様々な参考書が並んでいます。

勉強方法は人それぞれなので、その人に合った参考書を選べれば良いのですが。

なかなか決めきれないという方もいるかなと。

なので今回は、ITパスポート試験の勉強に使用する参考書の選び方と、自分が買う時に迷った参考書を3冊紹介します。

参考書の選び方と使いかた

まずは、参考書の選び方について軽く書いておきます。

参考書の選び方は、使い方に直結します。

つまり、勉強方法です。

ITパスポートパスポート試験の勉強方法について書いた記事では、「まず過去問を解いてみること」をオススメしました。

ITパスポート試験はIT資格の分野の入門資格でもあり、多くの人が受験を考えるため、勉強の開始時点も様々です。

・IT分野が苦手で避けていたけど、ITパスポート試験を受けることになったため、基本から勉強したい。
・ITパスポート試験の出題範囲の一部だけわからないから、特定の分野だけしっかりと勉強したい。
・それなりにITパスポート試験の主題範囲のことは知っているつもりだから、そんなに詳しくない単語帳のようなもので良い。

一例ですが、それぞれの状況で必要な参考書の内容は変わります。

基本から勉強するなら、解説が分かりやすく全体を把握しやすいものが良いでしょう。

分からない項目が何か分かれば、参考書の該当する部分を確認して分かりやすいものを選べば良いです。

単語帳のような使い方なら索引数が大くなければ、ページを開く回数が増えてしまうため効率的とは言えません。

このように、過去問を解いて自分の勉強方法をなんとなく決めることができれば、それに合わせた参考書を選ぶことができます。

過去問はITパスポート試験のサイトからダウンロードできるので、まずは取り組んでみて下さい。

オススメの参考書3選

ではITパスポート試験の参考書を選ぶ時に、自分が迷った3冊を紹介します。

出るとこだけ! ITパスポート テキスト&問題集

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ITパスポート試験に出るところだけを厳選してまとめた参考書です。

無駄なく効率的に学習できるように、ポイントや注意点が分かりやすくマークされています。

自分はこの参考書を購入しましたが、決め手は索引数が多いことでした。

過去問を繰り返し解き、間違った内容で使われている用語をこの参考書の索引で調べていましたが、ほとんど載っていてスムーズに勉強を進める事ができました。

解説自体も簡単すぎず、難しすぎず。スッと理解できる感じでした。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

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短期間でITパスポート試験に合格するために作られた参考書です。

解説とイラストでイメージのしにくいIT分野の内容を把握しやすく、出題傾向に沿った問題集も付いています。

正直一冊目の「出るとこだけ!」と迷ったのがこの参考書なんですが。

自分にとっては解説が細かすぎるし、問題集もそんなにいらないし。

何より索引数がコチラの方が少なかったので、自分は見切りました。

しかし、IT分野が苦手な方や、初めて挑戦するという方にはオススメできる参考書です。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

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ほぼすべての項目がイラストを利用して解説されているため、初めて勉強する人にとっての分かりやすさは一番かもしれません。

ITパスポート試験の出題範囲をすべてカバーしており、各章の最後には確認テストもあります。

ただ、この出題範囲を全てカバーしているせいか、あまりIT分野パスポート試験では出題されていない内容もじっくりと扱われています。

なので、情報量が多すぎると思いつつ、ここまで必要のかな?とグラついてましたw

IT分野を全体的に把握するという意味合いでは、読みやすくて良い参考書です。

参考書を選ぶ時の注意点

3冊ほど参考書を紹介しましたが、それ以外にも多くITパスポート試験の参考書はあります。

紹介したものも含め、参考書を選ぶときに注意しておきたいことを書いておきます。

参考書は最新版を買う

ITパスポート試験はIT分野の基本的なことを問われますが、この分野の変化はかなり早いです。

それを表すかのように、試験内容が説明されているシラバスは定期的に更新されています。

また、試験方法等が変更になる場合もあります。

そのため、古い参考書では対応しきれないし、内容が間違っている可能性もあるため。

最新版を買うようにしましょう。

古本で買うのは避けた方が良いです。

収録されている過去問や練習問題の量は問題ではない

参考書によっては、過去問や練習問題の量を売りにしているものもありますが、あまり重視しなくても良いと思います。

参考書にも各章のまとめや学習のまとめとして過去問が収録されています。

また、ITパスポートのサイトからも無料でダウンロードできます。

過去問として解く分には十分な量が、既に用意されているので、新たに購入する必要はないかと。

ただし、スマホなどで使える問題集アプリが付いている場合、スキマ時間の勉強には便利なので。

こちらは買うときの参考にしても良いかもしれません

解説が分かりやすいものを選ぶ

参考書をどんな使い方をするとしても、間違えた問題の内容は理解しないと同じ間違いを繰り返してしまいます。

なので、解説が分かりやすいものを選ぶようにしましょう。

もちろん、使う自分自身がわかりやすければ良いです。

上位資格の受験を考えているなら

情報処理資格にはレベルがつけられています。

レベル2の基本情報技術者試験やレベル3の応用情報技術者試験の受験も考えているなら、そちらの参考書を利用するのでもOKです。

ITパスポート試験の参考書の練習問題を見れば分かりますが。

情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験、応用情報技術者試験で出題された過去問が扱われていることも。

同じ内容やテーマについて扱った問題が、各資格試験でも出題されているのです。

ただしレベル4以上になると、専門性が出て扱われる内容に偏りが出てしまうので。

応用情報技術者試験の参考書までにした方が良いと思います。

自分の理解度に合った参考書を選ぶ

以上が、自分がITパスポート試験に独学で挑戦した時の参考書の選び方です。

ITパスポート試験は出題範囲が広いものの、ビジネスでは常識のような内容も扱われるため。

分からないところに絞った勉強がおすすめです。

参考書も多く用意されているので選ぶのも大変ですが。

参考になれば幸いです。