メンタルヘルス・マネジメント入門|メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)

このブログで書いている、資格試験「メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)」に関連した記事のまとめです。

受験を考えている方の参考になることと、受験後にも取り組めるような内容を心がけています。

なので、試験対策ではなく、「入門」とタイトルをつけました。

より良い職場環境作りの助けにしていただけたら幸いです。

※2025年9月時点で作成を進めています。記事へのリンク等がなく情報が不足しているかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

はじめに

各項目の紹介の前に、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の試験対象となる、管理責任者について簡単に説明します。

と言っても、言葉そのままですが。「部長や課長などの職場における指揮命令系統のライン上にいる管理監督者(上司)」のことを指します。

この「ライン上にいる」ことで、部下を持ち管理する立場の人々は「ライン」と呼ばれています。

職場におけるメンタルヘルス対策は、欠勤や離職につながるだけでなく、生産性にも係ることがわかってきているため、重要視されています。

職場におけるメンタルヘルス不調の原因は、主に仕事の内容や働く時間、人間関係というものです。

そのため、実際に指揮命令関係にあり、部下の普段の様子を把握でき。

また、職場環境の改善を主体的に取り組める立場でもあるので、「ライン」の方々が果たせる役割は大きいと言えます。

資格試験の範囲として扱われる内容も、少子高齢化や多様性の尊重など。

社会の変化への対応も必要なのがメンタルヘルス対策でもあるので。

正しい知識を得ることは大切です。

知りたいところから読んでください

では、ざっと説明しながら、テーマについて記事へのリンクを貼って行きますが。

読者の方の状況によって、必要な情報も変わると思っています。

各記事で一つのテーマは簡潔するようにしてあるので、気になるところや必要と思うところから読み進めてください。

基礎編・実践編・支援編と順に読んでもらっても、もちろん構いません。

各記事に対する意見や質問なども、コメントや「お問い合わせ」から気軽にどうぞ!

基礎編

メンタルヘルス対策を取り巻く環境と、不調の原因となるストレスについてまとめます。

労働環境・働き方とメンタルヘルス

社会の変化や技術の変化により、働き方へが変わります。

そのような変化が心に与える影響について知ることは、部下の普段の様子を把握するうえで参考になります。

制度・モデル・枠組み

メンタルヘルス対策に役立つ制度や理論を知っておくと、職場環境の改善や指針として活用できます。

ストレスの理解と基礎知識

ストレスの原因は様々ですが、どのようにメンタルヘルス不調になってしまうかを知ることも大切です。

また、年代によりストレスとなる出来事も変わるので、丁寧な対応が求められます。

しかし、そのように部下の健康管理を行う管理監督者も同じ人間です。

ストレスに関する知識は、部下はもちろん管理監督者自身の健康を保つことにも繋がります。

実践編

自分と部下のメンタルヘルス不調を防ぐためにできることについて、まとめています。

健康習慣とセルフケア

ストレスの原因を取り除くことや、ストレスを感じる状況になった時にできることがあります。

その方法を知ることで、ストレスに対するセルフケアにも繋がりますし、部下へのアドバイスにも活用できます。

まずは、個人でできる工夫について知りましょう。

組織・職場の対応とマネジメント

管理監督者がどのようにメンタルヘルス対策を実施するかについてです。

部下のメンタルヘルスの状態をどのように判断するかなどです。

また、メンタルヘルスを含む健康情報は、労働者の要配慮個人情報またはそれに近い機微な情報とされています。

そのような情報の取扱い方を知ることも大切です。

コミュニケーションと人間関係

悩みのほとんどは人間関係と言われている通り、コミュニケーションの状況がメンタルヘルスに直結します。

また、管理監督者が部下の状態を把握し、安心して働いてもらうためにも信頼関係の構築は欠かせません。

支援編

メンタルヘルス対策のために利用できる機関や支援内容についてまとめます。

公的機関・支援団体

メンタルヘルスに関する社会的な支援窓口についてまとめます。

事業場外資源・専門的サポート

組織内でメンタルヘルス対策のすべてを行うことは難しいですし、状況によっては専門知識も必要です。

そのような時に利用できる外部機関や、支援の利用方法についてまとめます。

医療・専門的治療

メンタルヘルスを扱う病院やクリニックについての、基本的な知識をまとめます。

職場復帰・両立支援

メンタルヘルス不調などにより休職となった場合、労働者の気持ちの支えとなることの一つが職場に復帰できるという状況です。

また、高齢者をはじめ持病を抱えながら働く人々も、安心して働ける状況を作ることも求められています。

リワークプログラムや両立支援制度についてまとめます。

資料編

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)のテキストで扱われる法令や指針、調査資料などをまとめました。

資格勉強時に最新の情報を確認するだけでなく、メンタルヘルス対策に取り組む時の参考にもなればと思います。

法令

指針・調査資料など

働きやすく心地よい職場づくりへ

何らかの成果を求めるのが仕事なので、適度なストレスが発生することはあります。

一定の成果を出すために必要なものですが、過度なストレスになるとメンタルヘルス不調や心身症につながってしまいます。

ここで扱っている内容は、管理監督者に向けた「メンタルヘルスケア・マネジメント検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)」のものですが。

労働者自身が知ったり、活用することで自分自身の心を守ることにも繋がります。

また、その知識を活かして、仲間を支えることもできます。

もしもの時に頼れる制度や支援先を知っておけば、家族も安心かもしれません。

働きやすく、心地よい職場づくりは、多様化が求められ、それぞれの力を合わせることが求められる今では重要な仕事でもあります。

自分や部下の健康が組織の健康に繋がり、生産性を上げることにつながります。

関わる全員で取り組んで行きたいものですね。

このブログや記事の内容について、疑問に思っている事はありますか?

もしあれば、どんなことでも構いませんので、コメントを残していただくか、問い合わせフォームよりご連絡ください。

著者プロフィール
ぽんぞう@勉強中

はじめまして、「ぽんぞう@勉強中」です。
小企業に一人情報部員として働いている40代のおじさんです。IT技術での課題解決を仕事にしていますが、それだけでは解決できない問題にも直面。テクノロジーと心の両面から寄り添えるブログでありたいと、日々運営しています。詳しくはプロフィールページへ!