【ポエム】本は直感で選んでも良い

またもやボヤキます。

前回、読書は誰かと比較するものではなく、個人的なもので。

一つでも自分の学びや楽しみになれば、読んだ量は関係ない。

というようなことをボヤキました。

この記事を書きながら思ったのが、「本の選び方」についてです。

情報化社会の効果でもあるし、ユーザーコンテンツの重要度が高まっている今だからとも言えますが。

本一つ選ぶのにも、大量の情報が流れてきます。

コストをかけて購入するものなので、やはり「損したくない」という気持ちは動きます。

本を読む前に、大量のテキスト情報やレビュー動画を見て、疲れてしまう。

そんなこともあるのかなぁとか。

なので、雑な感じですが。

「直感的に選んでも良いのか?」ということを書いてみます。

効率重視の読書

様々な消費活動のデータが蓄積されていく中で、買うまでの行動も明らかになってきて。

ほしいと思ったものを買うのに、吟味し納得した上で決済する。

というのが当然のようになっていると思います。

本を選ぶことにおいても、先程書いた通りで。

本の紹介をしているサイトや動画を参考にしたり。

自分が好きだったり、親しみを感じているインフルエンサーのオススメに従って購入したりしていると思います。

自分の知りたいことや、興味のあることが扱われているかを確認した上で購入できるので、もちろん・・・というか当然の方法ですね。

しかし、そのように誰かのオススメやレビューを元に本を選んでいくと。

気がついたら、読書が義務のようになってしまい。

読むことが目的になってしまっている場合もあります。

私が一時期そのようになり、冊数をこなすことが目的になってました。

前回の記事を書いた人間とは思えませんw

もちろん、特定の分野について深く知りたい場合や。

新しい分野の知識を取り入れる場合には、信用ができる情報源として有効なのはまちがいありません。

しかし、読書・・・というか本選びですね。

これを楽しむためには、本屋さんの棚の中から、気になった本を手に取る。

そういった直感的な行動が、読書を義務にしない一つの方法だと思うのです。

「なんか気になる」がつながっている

みなさんも経験があるかもしれませんが。

ある本を読んでいたら、自分が学んでいることや知りたくて取り組んでいることに、違う視点を与えてくれる内容が書いてあって驚いた!

というものです。

私自身が、よく体験することでもあって、この記事を作成しているときにもちょうど起きました。

読んでいた本が、「世界は経営でできている」という、人生で起きる問題のほとんどは経営視点で見ることで解決に向かうし、防ぐことができるという内容です。

これは帯に書いてあった、「飲み残しを放置する夫は経営が下手」という文言に興味を惹かれて買いました。

その時に考えていたことは、組織としての心理的安全性を確保したうえで、どのように強くなるかです。

で、この本を読み進めていると、「強みと弱みで補完し合う」ということを、経営視点から説明してありました。

これは、視点が違うので、自分が考えたり悩んでいたことに対して視界がひらけたように感じた瞬間でもあります。

・・・まぁ、その後に他の仕事やこの記事を書いたりしているので。

考えをまとめるには至ってないのが、もったいないところなんですが。

なので、「なんとなく気になる」という選書基準も捨てたものではないのです。

しかも、期待していないところから得られる知見なので、新鮮な驚きが含まれています。

なんとなくでも、ちゃんとつながっているんですよね。

網様体賦活系(RAS)

他にも、心理的安全性の理解が言語学の本を読んで深まったりと。

そんな経験もあります。

本の内容は、思想もあれば研究の成果、体験記など様々ですが。

何らかの問題に対する考え方や解決方法、ノウハウが扱われていて。

少なからず、人の何かを良くする内容が扱われていることがほとんどだと思うので(お金もあるかもしれませんけどね)。

何らかの課題が別の視点でつながっているということはあるのではないかと。

しかし、本屋の棚を眺めて、なんとなく気になるということは。

無意識で何かを感じているのではないかと。

少しこじつけにはなりますが、脳には無意識で自分の興味・関心をインプットするフィルターのような機能があるようです。

「網様体活性系」という神経で、覚醒状態を維持・調整してくれています。

で、このフィルター機能によって、注目すべきものに注意を向けるように指示をだしているとのこと。

本を読むことで、文字情報が頭の中で整理され。

関係する文字やその文字の持つ雰囲気を感じ取り、自分の興味に繋がる本をこの機能の力で直感的に選んだ本でも、何かしらのつながりがあるのかもしれません。

これが、「本屋に何気なく出かけた時に、人生を変えれるような本に出会う」ということの正体かもしれません。

自分が持つ脳の感覚を使う、論理的では選ばない本との出会いです。

参考:目標達成を加速させる脳科学「RAS」とは?活用法もわかりやすく解説‐認知科学コーチング研究所

直感に従ってみては?

今の私達は、エビデンスなど理由を求められることが多いです。

また、先人の知見を元に論理的に考え、失敗を未然に防ぐという行動になれてしまっているところもあります。

そうすることで、かけたコストに見合ったものを手に入れられるかもしれませんが。

予想通り以上のものを得るのは難しいかもしれません。

もちろん、直感に従い選んだ本が、全く関係ないものかもしれませんが。

それはそれで自分の教養になり知見が広がったと考えれば、悪いものではありません。

そもそも、自分が興味があるから手に取ったものですしね。

このように選んだ本から学びを深めるために、AIの利用をオススメしましたが。

AI利用の前段階から、深める方法はないのか。

そんなことを次回に書こうと思います。

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