スライド作成サービス「イルシル」を使ってみた

※この記事はプロモーションを含みます。

AIの活用方法について色々と見ている今日このごろですが。

AI搭載のスライド作成サービス「イルシル」を使ってみました。

イルシルトップ

個人的にはあまりスライドを作ることがないんですが、急な商談やミーティングなどで必要になるのもスライドです。

そのたびに急いで構成を考え、画像やアイコンをピックアップし・・・

と。地味に時間がかかります。

こんなときでも一定のクオリティで作成でき、作成時間の短縮に繋がるツールがAIを利用したサービスですね。

スライド作成ができる生成AIを以前に触ったこともありましたがー。

「イルシル」のポイントに惹かれて、触ってみることにしたのです。

ポイント

・生成AIでスライド資料作成を効率化
・直感的に使える日本人向けサービス
・デザイン3,000種類以上でデザインスキル不要
・PowerPointでも出力可能

資料作りの「パートナー」

冒頭でも書きましたが、スライドなどの資料作りは意外とやることが多いです。

顧客のニーズを考え、それが伝わるように構成を考えたり。

伝わりやすいデザインは〜とか。

考えることが多いですし、何より個人のセンスも関係してきてしまいます。

自分の経験だと・・・縦横比が崩れていることに気が付かない人が結構いますかね。

あとは、伝えたいことを詰め込みすぎて、資料が見にくかったり(これは私ですw)。

このように、人によって差が出てしまうのが資料作りですが。

本来であれば、資料の内容よりも、実際に顧客と対面した時に何を話すかや、顧客のニーズを深堀りするための準備に時間を使うべきです。

資料の内容についても、顧客ごとに興味を引きやすく、納得しやすい資料を選別する方がより良いものになるでしょう。

となると、やはり効率化を考えるのは資料作りですね。

そこで「イルシル」のようなサービスを有効活用しましょう。

キーワードや文章を入力するだけで、AIが自動でスライドの構成や本文、デザインを提案してくれるので、資料作成のほとんどを任せてしまえます。

ホームページの内容に「作成速度が3〜5倍に加速」という触れ込みがありますがー。

実際に使用してみて、応答性がかなり良く。

生成速度もストレスなく出来上がるという感じです。

実際にゼロから作ったとすると・・・小1時間はかかるものが数分でできてしまいました。

もちろん、ハルシネーションがないかを確認する時間も取るべきですが。

それでも十分速いという印象。

3,000種類のテンプレは伊達じゃない

個人的には、毎回面倒に感じるのがデザインです。

PowerPointで作るときも、適当に提案されるものからそれっぽいのを選ぶ始末ですw

とはいえ、入力する文章などで見た目も変わってしまうため。

微調整に結果時間が取られますし。

レイアウト変更でブロックの制約があったり・・・

で、ほぼ文章だけのスライドが数点出来上がります。

この後、実際に使ってみた流れを紹介してみますが。

出来上がったスライドが、そのまま使えるレベルでびっくりしました。

内容にあうテンプレートをからレイアウトまで提案された状態で表示されるので。

資料の内容や顧客とのやり取りの想定など、考えていることを止めずに、資料の調整ができます。

操作画面も「日本人向け」という紹介文の通りで、海外製品のような変な奇抜さもありませんし。

思考も作業もスムーズという印象でした。

このブログの紹介スライドを作成してみた

いざ使うと行っても、冒頭で書いたとおりで。

頻繁にスライドを作っているわけでもないのでー。

なんとなくこのブログの紹介スライドを作って見ようかと。

まずは会員登録です。

「無料で始める」のボタンから、ログイン画面に行きます。

無料トライアルで3個までは作れるので、少し試してみたい方には良いですねぇ。

初めての方は下部の「アカウントの新規登録はこちら」からですね。

Googleなどのアカウントを使ったソーシャルログインもできるので便利。

ログイン画面

ログインすると、「マイワークスペース」に行きます。

毎ワークスペース

「イルシル」のテンプレートを使用した自作もできるの「新規スライド作成」のボタンもありますが。

今回はAIを体験したいので「AIスライド生成」を選びます。

生成方法

すると、スライドの生成方法を選ぶことに。

AIとプロンプトでやり取りしながらスライドの作成を進める「AIチャットでスライドを生成」と。

スライドの内容をざっくりとテキストで入力し、文章も生成してもらう「入力したテキストからスライドを生成」の2つ。

チャットの方はβ版だったので、「入力したテキストからスライドを生成」してみます。

すると、テキストの形式を選択する画面に。

テキスト選択

キーワードを入力して内容を生成してもらう「キーワードからスライドを生成」だけかと思っていたので。

「メモからスライドを生成」があってびっくりしました。

「イルシル」を立ち上げなくても、ふと思いついたことをテキストにしておいたり、打ち合わせの内容をWordやGoogleドキュメントにまとめておけば良いのは便利です。

もちろん今回はテキストファイルを用意していないので、「キーワードからスライド」です。

まず決めるのは生成するスライドのタイトル。

タイトル入力

無難に「ブログの紹介」のような感じにしておきました。

そして、生成したいスライドの内容を入力します。

内容の入力

「足りない情報をWEBから検索(β版)」のチェックボックスがあったので「これは便利!」と飛びついてみたんですが。

有料プランでしたw

でも、2週間のトライアル期間があるので試してみても良かったかもですね。

今回はお試しですし、「いろんな情報を扱っているブログの紹介」という超ざっくりプロンプトで生成してみることにw

プログレスバー

プログレスバーが現れ、少し時間がかかるかなー。

・・・と思っていたら、すぐ100%になって内容の確認画面に。

本文生成

AIが入力されたタイトルやテキストの内容から、必要なスライド数や各スライドでのテーマと内容も考えてくれます。

内容に問題なければ、右上の「本文テキストをAI生成」ボタンを押すと。

タイトルの確認が表示され、「生成する」ボタンを押すと生成を始めてくれます。

確認画面

本文が生成されたら「②自分でスライド本文を編集」タブが開き、生成された内容を確認することができます。

本文の編集

・・・結構大層な事を生成してくれましたが・・・まぁいいか、お試しですしw

ここの各テキストボックス内の文章を編集することもできるので、流れを見ながら調整することもできます。

「タイトル」が各スライドのテーマ。

「メッセージ」が各スライドのキャッチコピー。

「ヘッダー」が見出しで、「ボディ」が本文の内容。

といった感じです。

「タイトルやスライド数さえ決めてくれれば、後は自分で入力したい!」という方は、生成を通さずに、「②自分でスライド本文を編集」タブに移動すれば、編集はできるみたいですね。

今回はすべてAIにまかせてしまいますが。

各内容に問題がなければ、右上の「スライドに反映」ボタンを。

スライド編集

おぉ・・・かわいいベッド・・・

と、スライドが出来上がりました。

PowerPointの編集画面に近い雰囲気で、ストレスなく編集できる印象です。

左サイドバーに作成したスライドが表示され。

フッターにデザインの選択。AIが選んだテンプレートが気に入らなければ、ここで変更できます。

スライドの内容も変更したければ、右サイドバーのチャットで再度生成もできますね。

で、各ページごとに扱う内容に合わせてデザインも変更できますし。

ページスライド

テーマカラーも変更できます。

カラー変更

楽しくなってきて、全く関係のない図形もつかってみましたw

グラフの挿入も

こういうデザインを瞬時に切り替えられる上に、一つ一つが見やすく、分かりやすい印象です。

PowerPointのように、スライド内の本文自体の編集もできるので微調整もバッチリ。

完成したら、右上の「共有」ボタンからPowerPoint形式やPDF形式で出力できますし。

URLでの共有も可能です。

URL共有

便利ですねぇ。

しかも、「イルシル」上でもスライドショーを実行し、スライドの確認も行えます。

作成したスライドは大きいアイコンでわかりやすくマイワークスペースに。

毎ワークスペース

いやぁ。楽です。

お試しの気軽なノリで始めましたが、思ったよりも楽しくしかも早い。

今回作成したスライドはこちらです。

気になるのはセキュリティ面

・・・と、便利は便利なんですが。

資料作成となると、社内の情報や顧客の情報を入力してしまいたくなります。

大前提として、基本的には外部に漏らしたくないし、漏れたらまずい情報は、AIツールには入力しない方が安全です。

今回の「イルシル」の場合であれば、PowerPoint形式でダウンロードし、ローカル上で編集というのが安全でしょうし、推奨されています。

しかし、それでも銀行や金融機関といった、機密情報だらけの業種にも導入実績があり。

さらに秘密保持契約にも対応してくれるとのことなので、安心して利用できます。

「入力した内容はAI学習に利用されない」とも明言してますし。

サービスが稼働しているのもAWSで、Guard Dutyによる不正アクセスやマルウェア対策も実施。

さらに、ランサムウェア対策として作成されたスライドデータを書き換え不可の形で保存しているとのこと。

バックアップも毎日取っているみたいです。

気になるデータの所有権もユーザーに帰属し、商用利用可とのことなので。

権利関係についても安心して使えますね。

まずは気軽に試してみるのはアリ

と、ここまでの内容は「フリープラン」で試してみたものです。

まずはどれだけスライド作成が楽になるかを、体感してみるのをおすすめします。

便利に使える!とか、3つじゃ足りない!

となった場合は、パーソナルプランに変更しても良いでしょう。

変更することで、下記の内容ができるようになります。

・PDF、PPTXでの出力
・「イルシル」ロゴの非表示
・作成無制限
・PDFや画像のアップロード
・生成に入力できる文字数が1,600文字➾3,000文字へ
・2週間のトライアルあり
この記事を作成した2025年8月時点での情報です。

AIをチャットだけでなく、実際に業務効率化に使用するとどうなるのか。

気軽に体感できるサービスが「イルシル」とも言えます。

気になったら、使ってみてください!