ここから学び直す数学

今更ながら、明けましておめでとうございます。

仕事始めから微妙に体調を崩し、無理をしない生活を送っていたらもう鏡開き前日に。

2025年もぼちぼちと更新しようと思ってますので、よろしければ読みに来てやってください。

と、私事ついでにさらに私事なんですが。

年末年始休みだけは、朝からお酒を飲むと決めて数年が経ちます。

普段は正月番組を見ながらちびちびとやっているんですがー。

今年は本が溜まってしまったので、読みながら呑んでました。

で、休み中になんとか消化しようと頑張っていたのが、以前記事にもした「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」です。

が。

酔っ払っていたことを踏まえても、ただ読むだけになってしまったので。

学び直し以前の問題だなぁと思っていた頃にメルマガでやってきたのが、「AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる」という、atmarkITさんで羽山博さんという方が連載されていた記事のPDFの紹介でした。

まだ途中ではありますが、ここから学び直すべきだったなぁと思いました。

分かりやすくて面白いんだけど

とは言うものの、「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」も非常に分かりやすくて面白い本ではあります。

そして、数学の捉え方や取り組み方などの部分は、「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」も「AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる」も変わらないという印象です。

しかし、「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」を読み進めるうちに、気がついたら文字を追うので精一杯になっていることに気づき。

ノートに数式を写してても、ただ手が動いてるだけで頭に入ってくる気がしない状態に。

まぁ自分の勉強の仕方の問題もあるとは思いますが、ただ読んでいるだけの状態が出来上がってしまいました。

で、よくよく考えると、自分が数学で学んできたことにも問題があり。

正直、微積分という言葉レベルでしか覚えてなかったんですよねぇ。

そして、大学受験でも文系科目を中心に勉強を進めていたので。

数学は三角関数ぐらいまでしか覚えてませんでした。

(と言っても、公式も覚えてないですが・・・)

それでもまぁ、G検定の内容は理解できたので、なんとかなるかと思ってはいたんですが。

DS検定の勉強中に数理の内容が出てきたため。

そこから勉強するために買ったのが、「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」でした。

最初のうちは理解しながら読み進めることができましたが、機械学習への応用が始まったあたりで追いつかなくなってきた感じです。

自分のペースに合っていたのは

なので、一度諦めて「AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる」に変えることにしたわけですが。

読み進めてて思うのは、速度の差でしょうか。

1冊の本という制限もあると思いますし、自分のような数学ほぼ初学者を相手にしていないのが「妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数入門」だと思います。

読み進めることができるんですが、説明されるペースが少し速いなぁと。

ブログ記事での連載がベースの「AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる」は、ある意味WEB上のテキストであれば上限が無いので。

文字の読み方や、なんでこの記号なのかという、気になったら眠れなくなりそうなこともサラッと説明してくれていて。

その分、ペースがゆっくりじっくりという感じです。

余白もあるので、勉強している頭にも余白を作ることができるような感覚にもなりますかね。

こんな感じで、自分のペースに合った方で学び直し(?)を進めています。

「記事」という区切りも良い

数学に限らず、他の勉強をする時もなんですが。

ノッてくると「次!次!」と進めたくなるのが私です。

それで詰めすぎてなにも覚えていない・・・という経験もありますかねw

学生時代の定期考査は一夜漬け派でしたしw

そんな学習のペースも「記事」という単位でうまくコントロールされているような印象です。

紙で数えると、図込みですがA4用紙で6〜8枚分くらいが1記事だと思います。

じっくりと勉強していると、ちょうど頭が疲れるか疲れないかぐらいの枚数でしょうか。

なので、終わると次の項目に進みたくなるんですが。

そこをぐっとこらえて、当日に学んだことをざっと復習する時間に当てられています。

そんななので学習の進捗はすごく遅いです。

すごく遅いですが、それでも学んだことが何となくでも頭に思い描けるぐらいに把握はできています。

・・・まぁ実際に使うことがまだないので、定着には程遠いんですがw

「そんな感じか」という概要の把握だったものが、「そういう意味ね」という内容の把握にできたような気がします。

ペースをコントロールしやすいなぁと、連載の良さを実感した今日このごろです。

・・・漫画の連載も同じ様に楽しめるようになりたいところですがw

自分のペースも大事です

そんなこんなで、自分のペースに合った「AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる」を見つけられて良かったなぁと思う今日このごろです。

そんなことを思いながら、2024年の後半は色々と詰め込んでいたなと。

少し反省する機会にもなりました。

もともとマイペースな方で、そんなに急いだり焦ったりする方では無いんですが。

2024年は焦りの一年にしてしまったなと。

まぁ現状に足りないことを埋めるために行動していたと捉えれば悪くは無いかもですが。

あんまり身にできて無い気もするのが、微妙なところです。

2025年はその反省を踏まえて。

じっくりと行動していこうかなと思いながら続けている、数学の学び直しでした。