Notion Academyで勉強したらRAGが浮かんだ

Notionを使い始めて1年が経ちました。

端末を選ばないとか、様々なブロックが用意されていて便利さを感じていたので。

仕事でも使うようになりました。

ほぼ個人使用なので適当に使っていたんですが、こだわったテンプレートを作って見ようかなと思い。

Notion Academyを見つけ、用意されているコンテンツを勉強してみました。

Notion Academyとは

Notion Academyは、Notionのマーケットプレイスプロフィールの「Notionを知る」から移動できます。

Notionのアプリからだと、マーケットプレイス>右上プロフィールアイコンから、マーケットプレイスプロフィールに移動できます。

見ての通り英語ですが。

Notionの基本や応用の操作を学べるコンテンツが用意されていて。

WEBラーニングもあります。

今回は、それを受講して来た感想となります。

結果

満点が一つもありませんがw

英語疲れによる集中力の低下が主な原因。

ということにしていますw

基本操作からDBの応用操作まで

用意されているのは4段階のWEBラーニング。

WEBラーニング

・Notion Essentials Quiz:Notionの基本操作について学びます
・Notion Workflow Quiz:データベース操作の基本を学びます
・Notion Advanced Quiz:データの構造や設計、サードパーティ製品との連携などを学びます
・Certified Admin Path:管理についてみたいですが、100ドル払うみたいなので、今回は・・・

という感じです。

ずっと感覚で使い続けてきたものの、大体の操作は理解していたんだなぁと思い、最初の2つは(英語以外)つまずくことなく進められました。

2つ目のNotion Workflow Quizから、チームでNotionを使う時に気をつけたい事が入ってきましたね。

ずっと個人で使ってたので、コンテンツガバナンスのところはしっかりと勉強。

Notionに限らず、何らかのツールを導入した時にリーダーやマネージャーが率先して使う姿勢は大事であることを再確認。

3つ目のNotion Advanced Quizは、データベース管理者のような内容で、少し真面目に勉強しましたよ。

・データベースの公開範囲の適切な考え方
・目的に合わせたページ設計を利用する
・リーレーションとロールアップ、Notion関数の説明
・オートメーションやWebフックの使い方

おもにこんな感じです。

なんとなく使っていたリレーションやロールアップをちゃんと勉強できたのは良かったかなと。

関数もなんとなくで使っていたので、もう少し使い込むのもありですかね。

オートメーションも基本的なので間に合っている現状なのでー。

どうしますかね。

AI機能に早い段階から取り組んでいた

で、Notionについて思うことは、生成AIの登場から早い段階で機能の組み込みに取り組んでいたという印象です。

何かの記事で書いた気もしますが、議事録の作成は感動しました。

しかし、NotionのAI利用の真価ってそこではないんですよね。たぶん。

Open WebUIでローカルLLMを構築する記事の中でも触れましたが、現状求められているのは組織やチームにパーソナライズされた生成AIだと思います。

それが、AIエージェントやエージェントAIだったりするわけで。

社内で保有している情報を元に、業務の流れを変えることができるAIという印象です。

それを実現するものが、RAGでこれは上記の記事内でふれてます。

Notionはマークダウン式でページを作成し、データベースなどの形で情報を溜め込んで行けるナレッジベースです。

Notion Academyで学べることですが、人にも読みやすく使いやすく、共有しやすいものとして設計されています。

「Notionさえみれば、社内やチームの情報が分かる!」という状態を作れます。

そこにAIが入ると、まさに現状必要とされているような、パーソナライズされた生成AIを保有することができることになります。

APIを使えば、Open AIのGPTやGoogleのGemini、Clueadなども利用可能なので。

自社の保有するナレッジを元に、高性能な生成AIを利活用できる基盤になれる。

これが、Notionの現状の強みかと思います。

NotebookLMも似たような感じで使えそうですがー。

ソースの管理や共同作業を考えると、Notionの方が使いやすいかなというのが私の印象です。

あとは、会社やチームの状況や業務内容に合わせて、NotionにするのかローカルLLMでナレッジを形成するか。

それぐらいの選択肢なような気はします。

Notionが早い段階からAI機能の実装に取り組んでいたのは、訓練されたモデルのソースとして。

Notion上に追加されたデータを使い、ユーザーに貢献するAI環境を構築するためだったのかなと。

勉強しながら思いました。

まさかの2択

ということで、Notion Academyで勉強したことと、そこから思ったことについての感想でした。

使いながら覚えるタイプではあるんですが、順を追って勉強すると学びがあるものです。

また、データベース・・・ナレッジベースですかね。

知識の保管庫としての高性能さにも驚きました。

ローカルLLMの学習も考えていたんですがー。

個人で使うなら、Notionでも良いなぁとか。

急に悩みが増えました。

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著者プロフィール
ぽんぞう@勉強中

はじめまして、「ぽんぞう@勉強中」です。
小企業に一人情報部員として働いている40代のおじさんです。IT技術での課題解決を仕事にしていますが、それだけでは解決できない問題にも直面。テクノロジーと心の両面から寄り添えるブログでありたいと、日々運営しています。詳しくはプロフィールページへ!